初めての海外登山に挑戦しやすいのが、マレーシアのキナバル山です。キナバル山の標高は東南アジア最高峰の4095mです。その山域はユネスコの世界自然遺産に指定されており、山中にはラフレシアやウツボカヅラなどが生息しています。整備された登山道の中では、日本の山と一味違う風景を楽しむことができます。
本記事では2023年にキナバル山登山に挑戦した私が旅行スケジュール、渡航前の予約事項、必要費用について解説します。
旅行スケジュール
2023年の春にマレーシアに行きました。そのときのスケジュールは以下の通りです。キナバル山山頂上付近の山小屋での宿泊を含めた3泊5日の日程でした。
- 1日目(移動日)
夜:羽田空港発 - 2日目(移動日)
昼:飛行機でコタキナバル空港着
コタキナバル市内ホテルで宿泊・周辺観光 - 3日目
朝:送迎車で登山口へ向かい(※)、登山開始
夕:山小屋(ラバンラタ小屋)着 - 4日目
2 a.m:山小屋発
7 a.m:キナバル山頂着
3 p.m:登山口着
6 p.m:コタキナバル市内ホテル着 - 5日目(移動日)
昼:コタキナバル空港発
3泊5日の日程で余裕をもって、登山とキナバル市内の観光ができました。(※コタキナバル市内から登山口までは車で2時間程度の距離です。)
渡航前の予約事項
キナバル山登山では飛行機とホテルに加えて、山小屋や登山ガイド、入園料などの予約が必須です。
予約事項 | 予約会社 | 金額(円) |
日本-コタキナバル空港 飛行機代 | Air Asia | 51,000 |
ホテル(2泊) | booking.com | 14,000 |
登山ツアー (山小屋代、ホテル-登山口間送迎、ガイド料、入園料等) | Borneo Trails Tours & Travel Sdn.Bhd. | 75,000 |
キナバル山登山における一番の難関は、この山小屋や登山ガイドの予約ではないでしょうか。私は現地のツアー会社を利用し、山小屋や、ホテルと登山口の往復の送迎、登山ガイドなどを予約しました。他にも多くのツアー会社が存在しています。ご自身で使いやすいツアー会社を見つけることをお勧めします。
なお、私がツアー会社を探した際に着目したポイントは、①予約時の日本語対応の有無、②料金、③ホテルと登山口間の送迎の有無、の3つでした。英語でのメールや申し込みのやり取りが可能な方は、現地のツアー会社を利用するほうが料金が低く抑えられると思います。
必要費用
上記の予約に必要な金額に加えて、旅行中には20,000円程度の費用(内訳は以下の通り)がかかりました。
- 交通費(タクシー):8,000円
- 食費:5,000円
- おみやげ代:2,000円
- その他チップ等:5,000円
したがって、旅行全体で160,000円程度がかかりました。
まとめ
本記事では、マレーシアのキナバル山における旅行スケジュール、渡航前の予約事項、必要費用についてまとめました。ぜひ、皆さんもキナバル山登山に挑戦してみてください。
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